ハイバックチェアーと権力の関係

ハイバックチェアーと聞いて思い出すのは、フランスの宮殿や、イギリスの宮殿(あっ、どっちも本物は見たことないけど・・・)のダイニングチェアーを思い出します。

王様が座る玉座も背もたれがやけに高い印象なので、ハイバックチェアーとその人の地位なんて関係あったのかなあ?と思い、椅子の歴史をちょっと調べてみました。

紀元前3000年ごろのエジプトで、すでに、今の椅子と同じ形態の椅子が使われていたそうです。
古代において、椅子はある特定の人が座る物であったので、権力や地位の象徴でもあったそうです。

もちろん、椅子が権力の象徴であった頃の一般人は、椅子を利用することはなかったのだそうです。
そして、背もたれの高さが高いほど、権力を誇示していたともされているので、ハイバックチェアーというのは、高貴な椅子であったようです。

一般ピープルが家庭で椅子を使うようになったのは、1800年代にはいってからで、椅子職人である、ミヒャエル・トーネットさんが、椅子の大量生産方法を考え出したからだという説もあります。

ニュージーランドの子供の遊び施設のバースデーパーティでは、バースデーの子だけがハイバックチェアーに座り、王冠をかぶります。
子供が小さい時は何も気にしていませんでしたが、あの背もたれの高すぎる、ハイバックチェアーに歴史的意味が含まれていたとは!

「やけに座りづらそうだよね。主役なのに!」とか言っている場合ではなかったのでした。

高ければ高いほど偉大+1 !

関連キーワード

関連ページ

ハイバックチェアーとフットレスト
ハイバックチェアーとは、直訳も直訳、「背もたれが高い椅子」の他に意味があるのかな?と思い、調べましたが、他の意味はなさそうですね。調べると、「座ったときに、頭が隠れるくらい、背もたれの高い椅子」ということになっています。更に、ハイバックチェアーは、主に、食事をする時、休息を取る時に使われ、休息用のハイバックチェアーには、フットレスト(足置き台)が一緒に置かれていることが多いとのことです。そうそう、
ハイバックチェアーと権力の関係
ハイバックチェアーと聞いて思い出すのは、フランスの宮殿や、イギリスの宮殿(あっ、どっちも本物は見たことないけど・・・)のダイニングチェアーを思い出します。王様が座る玉座も背もたれがやけに高い印象なので、ハイバックチェアーとその人の地位なんて関係あったのかなあ?と思い、椅子の歴史をちょっと調べてみました。紀元前3000年ごろのエジプトで、すでに、今の椅子と同じ形態の椅子が使われていたそうです。古代に
170度の罠にかかってみたい
日本のショッピングサイトでハイバックチェアーを検索するとパソコンチェアーとかオフィスチェアーがバンバンでてきます。オフィス用のハイバックチェアーでありながら、リクライニングでき、フットレスト付きというのが人気のようです。このリクライニングできるハイバックチェアーが人気の秘密、私にはよくわかります。我が家のリビングには、ソファーと同じマテリアルでできた、レイジーボーイ(ぐうたら少年)と呼ばれている1